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 ワタクシは北海道で釣りや屈斜路湖でレンタルカヌーを使ったツアーなどのガイドをしています。このブログは、フライフィッシングをつうじて出逢った情景や魚たちを中心につづっています。ガイドの詳細や問い合わせは、こちらから。釣りやカヌーのことにかぎらず、北海道旅行についての相談もお気軽にどうぞ。
北海道ガイドツアーズ・外山明俊




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自然崩壊も自然のなりゆき?
「人体の不思議展」。チラッと見ただけでしたけど、あの全身の血管の標本なんてスゴイですよね。いま北海道に来ているらしいけど、見た人いるかな? これぞまさに何億年もかけてつくってきた自然の神秘というヤツです。不自然では今のところ、どう逆立ちしたってつくれないって言うんですから。

でも、いま、そのすばらしい自然をたかだか数年、数十年、数百年という生命誕生の歴史で言えば、ごくごく最近、ことごとく破壊し尽くそうとしているのも自然のなりゆきなのかしら・・・。

この前釣りに行った川に、昭和48年に造られた砂防ダム堰堤がありました。約30数年前のそれは、いま少しずつ少しずつ自然の力によって、カドが削られ、丸みを帯び始めていました。あと何十年、いや、何百年かかって、もとの自然に戻るのでしょうか。

また、こんなこともありました。30年ほど前には落差5メートルほどあった堰堤が、ものすごい量の土砂で、ほぼ埋没し、落差50センチぐらいの、ほんのちょっとした落ち込み程度になっているのを目撃したこともありました。こんなかたちで自然に戻っていくこともあるんですね。

この堰堤の下流には大きなダム湖があるんですが、その土砂の影響でしょうか、河口が2〜300メートルぐらい移動していました。つまり、ダム湖の面積が2〜300メートル分せまくなったということです。

決して大きくない川の上流部で、農地開拓、森林伐採、道路工事などの理由で、何万トンという土砂が流れをくだり、不自然を消し去ったのです。何とも皮肉な結果です。不自然な行動が不自然を消し去るとは。

ごくまれに自然界でも自然にダムが出来ることはあります。しかし、不自然によって出来たダムにより、強制的に陸封されてしまった魚たちの悲痛な叫び声が聞こえてくるのは、私だけでしょうか。

サケ科の魚は、すべて海と山を自由に行き来するかも知れない可能性を持っているものなのです。ヤマメはサクラマスに、イワナはアメマスに、アマゴはサツキマスに、そして、ヒメマスはカラフトマスになれる可能性を持っているにもかかわらず、むりやり陸地(川)に封じ込めてしまったのは、不自然きわまりない、時代の流れによる、最悪の状態に近い自然のなりゆきなのでしょうか。
| 環境 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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