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このブログについて
 北海道の東部を中心にフィッシングガイドをしています。このブログは、フライフィッシングをつうじて出逢った情景や魚たちを中心につづったエッセイ集です。
 北海道 フライ フィッシング ガイド サービスを提供している「北海道ガイドツアーズ」では、ご希望にそった北海道の釣りをアレンジする「フィッシングガイド・フリープラン」、道具類はすべて無料レンタルで、6000円〜の低料金のお試しプランもある「フライフィッシング体験」といったプランで様々な要望にも柔軟に応えています。
 北海道旅行の際は、ぜひ気軽にこちらのメールフォームからお問い合わせください。
北海道ガイドツアーズ・外山明俊


ダブルハンドロッドの試し振り in 屈斜路湖
トヤマロッド・オリジナル、ダブルハンドロッドの試し振り in 屈斜路湖

たまには写真を撮らなくては、更新できない。ということで、きょうは屈斜路湖へ。オリジナルロッドのテストもかねて、写真撮影会となりました。シューティングテーパーとWFフルラインを使って、シューティングスペイ、アンダーハンド、オーバーヘッドなど様々な投げ方で、いろいろな角度から検証しました。

あえて長めのWFラインを無理矢理ピックアップしてみたり、思いっきり荷重をかけてシュートしてもへこたれることはなく、なかなか良好な粘り腰。反発力はそれほど早く強くないので、やや物足りなさは感じるものの、パワーと重さ、特に振り抜いたときのバランスはちょうど整った感じで好感が持てました。

トヤマロッド・オリジナル、ダブルハンドロッドの試し振り in 屈斜路湖

それにしても天気が良くて気持ちが良い。
しかし、こんな日には・・・。

案の定、午後からは一変、風が出て、もの凄く寒くなってきたので、早めに切り上げ帰宅と相成りました。
| オリジナルロッド | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
オリジナルロッド第4弾は、ダブルハンド
オリジナルロッド第4弾、ダブルハンドロッド完成

かねてよりテストを繰り返していたダブルハンドロッドが完成しました。ラインナップは、「11フィート半・6番」「12フィート半・7番」の2種類。いずれも4ピース。

何とも中途半端な気がしないでもないのですが、高番手で長いロッドが当たり前のダブルハンドに少々不満があって、あえてこのようなスペックとなりました。「6番」は主に中規模の川、風がなければ湖でも使いやすいロッドということを目指して作ってみました。「7番」は、湖がメインだけど、中規模か、もうちょっと大きめな川でも使えるようなイメージで作製してみました。

風の強い日や遠投性能だけを考えれば、長い高番手ロッドにはかないませんが、常にそれほど遠投が必要なわけでもなく、魚もせいぜい80センチ程度までがターゲットという、特別大きな夢があるわけでもないので、もっとライトでショートなダブルハンドがあっても良いのかなと思っていました。

昨シーズンもたくさんのゲストを案内していて、感じることが多かったのですが、もう少し楽に釣りをしてもらえたらな、特に女性にも楽に操れるフライロッドがあったら良いのにな、と、感じていました。で、ちょうど良いのがなければ、作ってしまえということで、思いたったのがこの「6番」です。

ですので、特に「6番」に関しては、女性にも、初心者の方にも使ってもらえたらな、という願いもこめて作製してみました。はじめてのフライフィッシングでも、ダブルハンドという選択があっても良いのではないかと思っています。

アクションはあまりクセのないミディアム。シューティングテーパーはもちろん、普通のフルラインもスペイラインでも、もちろんこなせます。スピードの出るアクションではないので、確かに遠投性能はやや劣るものの、コントロール性能は優れていると思います。また、ダブルハンドとしては短めなので、1日中振り回していても、それほど苦にはなりません。

川でシングルロッドを高々とかかげながらのニンフフィッシングなど、特にアウトリガースタイルの釣りでは大変疲れますが、そんなシチュエーションにも、11フィート半から12フィート半のダブルハンドというは、かなり有利なのではないかと思っています。しかし、ニンフフィッシングには少々硬すぎるか・・・。でもこれ以上突き詰めていくと、エサ釣り用の本流竿のようになってしまったりするので、このへんでやめておきましょう。
| オリジナルロッド | 19:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
グリップ形状
コルクグリップ(フロントグリップ)

グリップ形状の好みは、十人十色だと思います。わたしの好みは、高番手に関しては太めで、極端なテーパーはナシ。これは現時点での好みなので、太めにしておけば、あとから変更したくなったときには削りなおすことも可能だし、汚れてきたときにも、ひと皮むくことも問題ないというように、いろんな意味での好みなのかも知れません。

コルクグリップ(リアグリップ)

しかし、手持ちのコルクリングの直径が限られているので、それより太くすることは、当然、不可能。したがって、グリップエンドの球状のコルクは新たに注文する必要があったため、少々割高になってしまいました。デザイン的にみても機能面でみても、あまり効果的ではなかったようなので、こんなものに余計な出費は必要ないのではないかと思い、今後は手持ちのコルクだけを使用するつもりです。

コルクグリップ(フロントグリップ)
| オリジナルロッド | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
エポキシコーティング
エポキシコーティング

ロッド作りの仕上げのキモとなるワインディング部のコーティング。薄く美しくコーティングするか、厚くボッテリタイプにするか、これについては賛否両論だと思います。厚くボッテリコーティングにすると、何となく安っぽいイメージがあります。いっぽう薄い多層コーティングにすると、見た目は良いのですが、何となく頼りない。

実際、大事に扱う繊細なロッドなら薄塗りの方が良いでしょうが、ハードに使い倒すような実用ロッド、特に高負荷をかけるミディアムクラス以上のロッドに関しては、耐久性重視の厚塗りボッテリコーティングもアリなのではないでしょうか。今回は厚塗りボッテリコーティングでも、1度塗りではなく、少々のこだわりで、2度塗りにしてみました。

はじめの塗りは、シンナーでやや薄めて塗り、ドライヤーで軽く温め、スレッドの隙間にも、ガイドの奥にも充分浸透させ、薄塗り状態の下塗りとしました。そして仕上げ塗りは通常の濃度で、ボッテリと塗り、耐久性重視としました。
| オリジナルロッド | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
リールシート
オールアルミ・リールシート

リールシートに関しては特にこだわりをもたないように心がけていて、オーソドックスなオールアルミをチョイス。リールシートにこだわりを持ちはじめると、銘木だのカーボンだの、本当にキリがなくなってしまうので、リールシートにこだわるのはバンブーロッドだけと決めています。

リールシート・ナットのゆるみ防止用リング

しかし、このリールシート、すっかり気に入ってしまいました。何より丈夫に作られていて、今どきのリールであれば、ほぼガッチリ固定できます。そして、ダブルナットにはそれぞれゆるみ防止用のプラスティック(ゴム?)リングが仕込まれていてGOOD。

リールシートの隙間にコルクシートを貼る

リールシート自体にはこだわらなくても、見えない部分には多少のこだわりがあります。リールシートとブランクとの隙間は、コルクシートを貼って調整しています。接着剤の乗りも考慮して微妙な溝を掘っています。安っぽいロッドに見られるような、糸などを巻いただけの調整というのは好きになれないので、わたしが作るロッドで調整が必要なときは必ずこのような方法にしています。
| オリジナルロッド | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
Fuji チタンフレーム Sic ガイド
Fuji チタンフレーム Sic ガイド

トップガイドおよびストリッピングガイドには、フジのチタンフレームをおごりました。これはかなり良い。軽量で耐久性もありそうだし、何よりラインの滑りが良いので、デザインをもう少し工夫してくれれば、バンブーロッドにも使ってみたい。

今回はダブルハンドということで、何だったら全てのガイドをこのシリーズにしても面白かったかも知れませんが、値段は高い。スネークガイドのおよそ10倍ということで断念。

トップガイドおよびストリッピングガイド以外は、通常のスネークガイド(スーパーハードクローム)を使用。もしヘビークラスのダブルハンドやソルト用を作る機会があったら、本当に全てのガイドをこのフジのチタンフレームシリーズにしたいと思います。
| オリジナルロッド | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
コルク事情
オリジナルロッド用・高品質コルク

オリジナルロッド作りに燃える冬。

最近の悩みは、良質なコルクの確保が難しいということです。このコルクについては、純日本製は高品質という方程式が通用せず、常に輸入にたよっているわけですが、近年、ますます良質なコルクの入手が難しくなってきたようです。

20年ほど前のちょうどバブルの頃から始まったのが、良質コルク不足の悩みです(それ以前の事情はあまり詳しくないのでわかりません)。バブルの頃から高級なワインやシャンパンなどに良質コルクが使用され、コルクの世界で、良質コルクの争奪戦が繰り広げられることとなりました。その結果、高級ワインやシャンパンなどのメーカーに良質コルクはすべてもっていかれ、われわれ釣り愛好家には、べらぼうに高騰した、そのおこぼれ程度のコルクしかまわってこなくなってしまったのでした。

いま現在うちにあるコルクのストックは、10年ほど前に買いだめしておいた、当時の高品質コルクリングですが、残りはあと200個を切ってしまったと思われます。そろそろ次を確保しようにも、なかなかちょうど良さそうな品質と価格のバランスがとれたものがみあたらないのが、もっかの悩みです。

でも、高品質のコルク特有の滑らかな肌触りは、他に代替えはなかなかきかないものです。手で握ったときのしっとりと濡れたような、優しく吸い付くような感触は、高品質コルクならではのものなので、これだけは妥協できませんね。

世間一般の量産ロッドは、超大手メーカー製でさえ、驚くほど品質の良くないコルクが使われていて、いつもガッカリさせられます。どんなに上等な良いブランクを使っていても、どんなに性能が良くても、常に直接肌が触れる部分ですから、「心地よさ」にこだわるなら、少なくとも、オリジナルで作るときはコストなどのことはあまり考えず、良質なコルクを選びたいものです。
| オリジナルロッド | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
忠類川サーモンフィッシングのラインシステムとポイント
サーモンフィッシングのタックルは、以前紹介したリサイクル物の「中途半端なセミダブルハンド」、10ft、#10。ダブルハンドほどおおげさではなく、時にはシングルで振ることも可能なセミダブルというのは、特に大遠投が必要なわけではないこの釣りには、ひじょうに都合が良い、と感じました。ファイト時もダブルハンドよりも楽しめ、こまわりがきき、更には横からの風でロッドを支えるのが辛いような状況でも有利です。また、このロッド意外に踏ん張る良いブランクでした。けっこうな流れの場所で、サーモンを掛けて、強引な引っ張りっこでも負けない腰のあるロッドでした、とレビューを残しておきます。

リールについては、ブレーキさえしっかりしていれば、何でもOK。理想を言えばキリがないのですが、高速回転したときのバランスが優れていると、気持ちが良いです。あと、不意の高速回転で何度か指を打撲しました。打撲と言うほどおおげさではありませんが、ハンドルで指をはじかれると痛いものです。下手なパーミングなどはじめからあきらめ、ブレーキまかせで良いでしょう。

忠類川サーモンフィッシング用のライン(素材)

ラインシステムについては、スペイサーモンとかいう、今後とうてい使いそうもないラインを、ブッた切って使用することにしました。まず、ヘッドを思いきって先端11メートルほどをカットし、残ったベリー部の先端に熱溶着でループを作っておきます。心配性な私としては、熱溶着ループに、細いPEラインをネイルレスネイルノットでガッチリ食い込ませ補強し、その上を弾性接着剤でコーティングしておきました。

熱溶着ループ+PE補強

このラインの先端に各種のシンクレートのラインを接続し、チェンジャブル・ティップとして使用しました。用意したのは、これまた数年間使われることなくしまってあったST#11のシンキング、タイプ1〜4と、今回新たに用意したリオのT14という重いライン。シンクティップとして使用するので、長いと使い勝手が悪くなります。未使用品を少々もったいないのですが、先端部分のおよそ3メートル前後のみを使用します。また、T14だけは、3メートル、2メートルちょっと、1メートル半、という3種類を用意しておきます。これらのライン両端には熱溶着ループを作っておき、ループ・トゥ・ループで状況に応じていつでもすぐに付け替えられるようにしておきます。なお、T14だけは、熱溶着がうまくゆかず、細めのPEラインによるネイルレスネイル数か所と、弾性タイプの接着剤、さらにその上からソフトタイプの熱収縮チューブをかぶせてループを作ってあります。

忠類川サーモンフィッシング用の全ライン

今シーズン主に使用したシンクティップは、タイプ4でした。今シーズンは特別、超渇水状態だったということで、3メートルほどのタイプ4を使用したシンクティップが万能のようでした。深く沈めたいときは念入りにメンディングして沈め、やや浅い場所では流れのままにまかせたり、わずかなリーチキャストというかカーブキャストなどをして、沈める深さをコントロールします。特に浅い場所ではタイプ2を使用しましたが、不要だったかも知れません。結論として、タイプ3かタイプ4のシンクティップ1本と、T14の数種類の長さを用意しておけば、充分です。

ポイントは、自分の持っているラインで狙えるちょうど良い水深と流れの規模のポイントを狙うというのが最良です。根掛かりを恐れてはいけません。逆に言うと根掛かりをしないようでは、攻め切れていません。根掛かりをしないのは、メンディングや着水時のラインの置き方などのライン操作のテクニックの問題か、ラインまたはポイントの選定ミスです。根掛かりをしないようでは、まず魚が掛かることはありません。根掛かり対策としては、フライにひと工夫加えることで高確率で回避できるようになります。私の場合は、3つの工夫を取り入れて実験してみましたが、まだ完成の域には達していませんので、発表はひかえさせていただきます。

狙うポイントのおおよその見当は、まず、流れが1本にまとまっていること。中州があったり、流れが2つ3つと分かれているような場所では、その分、魚も振り分けられて確率が低くなりかねません。そして何よりも重要なのは、活性の高い魚の居場所を見きわめることです。元気のある、やる気のある、またはフレッシュは、ピンクサーモンもチャムサーモンも共に流れの比較的速い場所にいます。流れのゆるい場所でフラフラしている魚は、他に良さそうな場所がない混みあっている場合や、朝一番なら狙ってみる価値はありますが、あえて狙う価値は、あまりありません。速い流れの場所では、魚を目視しづらいものです。でも高性能な偏光レンズを使用し、しばらく観察していると、見えてくる、または気配を感じられるものです。

忠類川サーモンフィッシング用のティペット

ティペットについては、フロロカーボンの0X、1メートルほどをフライラインの先端に直結。およそ60センチぐらいまで短くなるか、岩などでこすって傷付いたら付け替えるというやり方。私の場合は、フライラインとの接続部分が切れると嫌なので、20センチほどをビミニツイストやプレイテッド・スプライス(三つ編み組み結び)でダブルラインにし、さらに気が向いたらフライラインとの接続方法も強度を意識し、パロマーノットやダブル・インプローブド・クリンチノットなどを試していました。しかし、ダブルにしただけで充分丈夫なので、何でも良い、というのが感想。このティペットを暇なときに複数本作っておいて、現場では簡単に付け替えられるようにしておきます。

なお、バッキングラインはPEの6号を150メートルも巻いておけば充分です。これ以上巻くと手持ちのリールに巻ききれなかったので150メートルになりましたが、フィールドによっては100メートルも走られたらまずキャッチ不可能なので、早めにあきらめましょう。ちなみに、今シーズン、バッキングまで引き出されたことはありませんでした。

100円ショップで購入したワレット

ちなみにこのラインなどを入れているワレットは、100円ショップで買ってきた、携帯ゲーム機を入れるためのケースです。

 これでいいのだ!
| エッセイ | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
忠類川サーモンフィッシング 2008 最終戦
忠類川のチャムサーモン

今シーズンは不漁だという話を嫌というほど聞いていたので、すっかりサーモンフィッシングから足が遠のいていました。また、ついつい忙しさから、そのうち、などと安易に先送りしていたら、もう今期終了間際、ってことになっていました。

あらら、サーモンフィッシングのコツをこっそりまとめてみようかと企んでいたのに、もうその時間がなくなってしまいました。いろいろな新たな釣り方の実験もしたかったし、実験の確証を得たかったのですが・・・。

この日は晴れから一転、初雪が降るという悪条件でした。はじめのうちは思ったような釣りができるポイントが見つからず、1時間ほどノーヒット。腹が減ってはイクサは・・・、ということで、オニギリを頬ばり、再開。

入れ替わり立ち替わり魚影が動いている、ちょうど良さそうなポイントを見つけ、昼すぎから午後3時までという短時間の釣りだったにもかかわらず、8ヒット、5キャッチ、1スレという、不漁だとは言え、まあまあの反応がありました。

フライパターンについては、まだ実験途中なので、報告は来シーズンに持ち越しです。が、ラインシステムと釣り方自体にはある程度の確証めいたものを感じましたので、後日「報告(仮)」をまとめたいと思います。
| 釣行記 | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
茶路川のアメマス・再び
こっち側のアメマスの川

日に日に反応が鈍くなってきているようです。フレッシュの遡上待ちというところでしょうか。アメマスには雨が必要かも知れません。それでもある程度の深さのある、比較的速い流れを選んで釣り歩けば、かなりの大釣りができます。

渇水状態なので、ゆるい流れのポイントは、とにかく静かに遠くから狙う。どうしても反応が鈍いときは、比較的速い流れのポイントに的を絞ると、吉。
| 釣行記 | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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